今回は、東京の初台にある「背脂煮干中華そば 我武者羅(がむしゃら)」へ。
こちらの特徴は「新潟燕三条系ラーメン」となっていて、煮干しのスープに背脂が特徴とのこと。背脂の乗ったラーメンは普段あんまり食べる機会がなかったりするのですが、この「背脂煮干中華そば 我武者羅(がむしゃら)」のラーメンは、煮干しと背脂という組み合わせだけで、とても食欲をそそります。
白い暖簾と白い提灯がとても上品な雰囲気を醸し出している店舗。店内に入ってみると程よい広さがあり、厨房とL字型カウンターが特徴的。テーブル席はなく、シンプルかつ機能的な空間となっています。
入口の近くには食券機が設置され、ここで食券を購入して席で待ちます。
お冷やおしぼり、紙エプロンは全てセルフサービスとなっています。おしぼりは布製で、紙エプロンは不織布となっていて、こうした細かなところにも「おもてなしの心意気」を感じます。
おすすめは「背脂煮干し中華そば」のようです。淡麗も選べますが、背脂がこの店の真骨頂。そのためサイドメニューも背脂を主役に据えた「あぶライス」などがありました。
今回いただいたのは「特製中華そば」。
ボリューム感のあるチャーシューと味玉がトッピングされた背脂煮干し中華そばです。背脂の量は、ちょいあぶらから大あぶらまで調整可能。ひと口スープをすすれば、背脂の食感がなんともたまりません。背脂はラーメンにとっての最高のパートナーではないかと思えるほどです。スープだけを飲むと、煮干しと醤油の優しい味わいと共に背脂の味わいが口に広がります。
麺は燕三条スタイルの超多加水麺。太めのちぢれ麺でした。お店の説明によれば「うどんのようなモチモチ感」が特徴とのことですね。この麺がもう本当にモチモチ食感で食べごたえがあるうえに旨い!”麺硬め”の注文も可能なようですが、背脂との相性を考えると普通の茹で加減が良いのでしょう。
具材のチャーシューは6枚ほどで、端部は薄いものの、反対側は程よい厚さがあり、豚の腕肉を使用しているとのことです。そのせいなのか肉の旨味をたっぷりと感じられます。
細かくみじん切りされた玉ねぎや、香ばしい岩海苔など、一口ごとに味わいの違いを楽しめます。特に岩海苔は煮干しスープとの相性が抜群で、この一杯に絶対に欠かせません。
生姜醤油ラーメンの幡ヶ谷本店とは違いますが、こちらも特徴があってとても美味しいラーメンでした。
美味しく頂きました。ご馳走様でした。
背脂煮干中華そば 我武者羅 初台店
店名 | 背脂煮干中華そば 我武者羅 初台店 |
住所 | 東京都渋谷区本町2-5-15 マツザワビル 1F |
営業時間 | [火~日]11:30~15:00 / 18:00~23:00 |
定休日 | 月曜日 |
支払い方法 | 現金のみ(カード不可・電子マネー不可・QRコード決済不可) |
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