今回は東京都の中央区の八丁堀にある名店「麺や 七彩」に行ってきました。八丁堀駅から徒歩約３分ほどの場所にあり、八重洲通り沿いに面しているのでとてもわかりやすく、すぐに看板をを確認することができます。
入口には、ベースメニューや限定メニューが置かれており、全ての内容に英語の説明もあるので、日本語がわからない人にも理解しやく、待ちながらお好みのラーメンを決めることができます。
「麺や 七彩」では、さまざまな生産者さんとの協力の中で、他の店舗では無いような斬新なメニューが時々作られます。
入口には、店主の思いが書かれた板が置かれていて、素材の旨みを活かしたシンプルなラーメンと、生産者さんの思いを大切にした心優しい店舗ということがラーメンをいただく前に知ることができます。
待ち時間の楽しみ方が変わる
店舗に入ってすぐに設置された券売機。限定ラーメンも含めるとメニュー数はなかなか多く、麺の量も150g、200g、250gの中から無料で選択ができます。
今回は、「味玉らーめん 醤油」を注文。
「麺や 七彩」では、座る席によってラーメンが運ばれるまでの楽しみ方が変わります。
店内は、カウンターのみの全11席のレイアウトですが、左半分に座れば手際の良いプロフェッショナルなラーメン作りが見れて、右半分に座れば麺打ちを見ることができます。
カウンター上には、胡椒とブラックペッパーのみ調味料として置かれています。どちらもラーメンに合う絶妙な胡椒です。
ラーメンが作られるプロフェッショナルな調理の流れを眺めながら、数分待つこと、目の前に注文した「味玉らーめん 醤油」が運ばれました。トッピングは、味玉、チャーシュー、細切りメンマ、ネギとシンプル。
スープは、動物と魚介の出汁に程よい醤油のキレが相まった濃い色いの醤油スープ。
はじめの一口でも十分にわかる深い味わいと風味。そしてなぜか食べるたびに旨味が増えていく印象。スープは飲めば飲むほど美味しい味わい。
シンプルで分かりやすい味わいで、この絶妙な旨みは本当に美味しすぎます。
麺は自家製面で茹で上げた鮮度抜群の麺。手打ちの平打ち麺で、コシはかなり弱めで柔らかい。とは言えスープとの相性も違和感なくとても美味しい。麺の断面が平坦ではなく、だからこそスープが麺にしっかり絡むようにも感じます。
トッピングのチャーシューは豚のバラとモモ。どちらも歯応えと旨味が抜群に良く、これならボリュームアップする特製仕様でも満足できる美味しさでした。
【 Ramen Japan Net Editor’s voice 】
「麺や 七彩」のラーメンは、見た目は美しくシンプルなラーメンですが、見た目以上にスープ、麺、トッピングとすべてにハイレベルなこだわりが詰まっていて、記憶に残る味わいでした。
店主や「麺や 七彩」に関わる生産者の方々の思いをのせたラーメンの味に間違いありませんので、是非お近くにお越しの際は「麺や 七彩」のラーメンを体感してみてください。