日本を代表するうどんの本場、うどんで最も有名な「香川県」。
香川県は日本で一番小さい県にも関わらず、人口1万人あたりの「そば・うどん店」の数はダントツで日本一位。
香川県には数え切れないくらい多くのうどん店がある中で、1998年に行われた「第一回讃岐うどん王選手権」の優勝者が店主の「讃岐ラーメン はまんど」をご紹介。
年間1500食の食べ歩き
「はまんど」の店主は、美味しいラーメンを作るために、年間1500食のうどんを3年間も食べ歩き、美味しい中華麺を作るためのヒントを模索し、現在の「はまんど」のラーメンの抜群の味覚センスは、店主のこだわり抜かれた研究活動の賜物なのです。
現在のラーメンの味に至るまで、試行錯誤しながら研究を続け、1999年に「讃岐ラーメン はまんど」を開店し、全国区のラーメン店となりました。
驚異の圧倒的なメニューの数
一般的なラーメン店と同じように、「はまんど」では食券を購入します。
しかし他のラーメン店と異なるのは、メニューの多さです。券売機には細かなボタンが敷き詰められており、全部のボタンが様々なラーメンやトッピングなどの食券ボタンになっています。
必ずメニューに悩むと思います。できれば事前にお好みのラーメンを決めて行くといいかもしれません。
ラーメン、つけ麺、まぜそば、全ての種類が豊富なので、何回訪れても飽きないメニューの多さは嬉しいです。
また、季節限定ラーメン、夏場の冷やしラーメン、年末年始限定メニューなども絶品らしく、普段は都心のラーメン店ばかり行っている私の常識が「はまんど」によって崩れていきます。券売機のメニューだけを見ても感動してしまいます。
香川県産の絶品ラーメンを実食
なかなか訪れることができない「はまんど」に来れたということで、店主のおすすめの「はまんどラーメン」を注文。
スタッフに案内される席に着席して、少し待っているとすぐにラーメンが目の前に運ばれて来ました。
さっそく、まずはスープからいただきます。
香川県が面する瀬戸内海でとれる「いりこ」の出汁をベースに、香川県産の鶏と豚を使った出汁をブレンドしたスープが、あっさりしているけれど「いりこ」の出汁が印象的な癖になる味です。スープの見た目も美しく、黄金色で綺麗に澄んでいます。
麺は、店主が研究を重ねた平打ち麺。小麦の味がしっかり前に出て、スープとよく絡む相性抜群の麺は上品な味わいを絶妙な食感とあわせて楽しませてくれます。
トッピングは大きなチャーシューがたっぷり乗り、しっとりモチモチとした柔らかな食感でとても美味しく、味玉は半玉入っていて、ほんのり香ばしく黄身はしっかり固まっているタイプでした。
【 Ramen Japan Net Editor’s voice 】
「讃岐ラーメン はまんど」のラーメンは、味の濃いラーメンが苦手な方、あっさりラーメンが好きな方、濃厚ラーメンが好きな方など、どんな方にも香川県産の素敵なラーメンとの出会いを与えてくれます。
繊細、大胆、味わい深いなどすべてが絶妙にバランスのとれた最高のラーメンを是非「讃岐ラーメン はまんど」で体験してみてください。