一条安雪家元による「一条流がんこラーメン総本家」の伝説の場所で、家元引退後にスタートした「一条流がんこ総本家分家四谷荒木町」。
家元が引退した後でも、変わらず行列を作っている人気店。行列具合と短い時間しか営業していないということで、なかなか訪れることを躊躇してしまっていましたが、平日のお昼前の時間帯を狙い訪問することにしました。
11時30分くらいに店舗に到着したのですが、店舗の外に10人くらい並んでいました。
食券を購入して列に並ぶことにします。20分くらい並び入店。
店主さんから「初めてですか?」というお声をかけていただき、「初めてです」と答えると、スープの匂いを2種類かがせていただいて、「どちらの匂いがお好きですか?」とのこと。
「匂いでメニューを決める」なんて、粋じゃないですか!こういった選び方が新鮮でおもしろいです。
「スープを一口飲む」でもなく、「匂い」で決める。2種類のスープの中で、さらっとしたような淡麗醤油系であろうスープに見た目は惹かれましたが、「ここは店主さんの言うように匂いで決めよう」と思い、少し濁っていますが、煮干しの香りがふわっと香り、この日の気分にピッタリだと思った匂いのスープの方に即決しました。
少し待つと注文したラーメンが目の前に運ばれます。
なんと、かぐわしい香りを漂わせていたスープですが、ラーメンになって出てくるとボリューム感たっぷりです。
チャーシューが2種類入っていて、食べた後に知ったのですが、このチャーシューのうちの1種類は「悪魔肉」という、塩っぱい肉だそうです。
まずは、匂いに惹かれたスープを飲んでみます。
美味しい。それだけ感覚が一杯になります。
煮干しの旨味がギュッと凝縮されたような濃さ。それに少しだけバランスよく苦味も感じられ、嫌な感じは一切なく、旨味を引き立てるバランスがとても良いです。「イカ煮干し」というものを使っているようで、こちらは、「イカ煮干しのチソウ」というメニューのようです。
そして麺をいただきます。”サッポロめんフーズ”の黄色い麺を使用しています。
少しウェーブのかかった低加水の細麺になっていて、濃厚なスープと相性バッチリなのではないでしょうか。特徴ある食感と、一緒に口に運ばれくるスープを同時に味わうことで、この奥深い味わいを楽しむことができます。
そして、たっぷりと積まれたチャーシュー。「悪魔肉」は塩っぱいとのことでしたが、スープと麺をチャーシューと一緒にいただくことで、「悪魔肉」ならではの美味しさが口の中に広がります。
ずっと気になっていた「一条流がんこ総本家分家四谷荒木町」に来れたということもあり、大満足の初回でした。
美味しく頂きました。ご馳走様でした。ありがとうございます。
一条流がんこ総本家分家四谷荒木町
店名 | 一条流がんこ総本家分家四谷荒木町 |
住所 | 東京都新宿区舟町4-1 メゾンド四谷 106 |
営業時間 | 9:00~13:00(L.O.) |
定休日 | 不定休(公式twitterを参照のこと) |
支払い方法 | 現金のみ(カード不可・電子マネー不可) |
リンク | >Twitter >食べログ |