今回は、東京都中野区にあるつけそば発祥のお店「大勝軒 中野」に行ってきました。
中野駅南口から歩いて数分。角地にあるので非常に見つけやすいラーメン店です。
訪れた時間も少し遅かったせいか、待つことなくスムーズに入店。
「元祖つけそば」を堪能
券売機を見ていると、人気の「元祖つけそば」をはじめ、こってりバージョンなどもありメニューも比較的豊富です。しかし、今回は迷わず人気の「元祖つけそば」を注文。
スープは、動物系がベースで、清湯スープ（清湯スープとは、濁りのない透明なスープのこと。寸胴の中の温度を80°程度に保つようにして具材を煮込むと、濁りのない澄んだスープができる）に醤油と酸味が効いています。甘味はなく辛味はスープに浮く一味唐辛子でほんのり効いて、油も多くなくて酸味が強いので、ラーメンならではのさっぱりした感覚でいただけます。
次に、麺をいただきます。
麺は、太いストレート麺。もっちりした食感でこの食感がこの「元祖つけそば」の大きな特徴です。存在感も食べごたえも十分な存在感の麺です。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、海苔、ネギとシンプル。これが潔く食欲をそそります。
チャーシューは食べやすく刻まれていることで、麺とスープによく絡み、一緒に味わうことでつけそばならではの美味しさを引き立てています。つけ汁に酸味があるので、酸味のおかげでチャーシューの脂の甘さが一段と際立ちます。
【 Ramen Japan Net Editor’s voice 】
「大勝軒 中野」の「元祖つけそば」は、オリジナルスタイルを今も保ち、シンプルで美しく、ベーシックでありながら美味しさが光るつけそばです。酸味もあり、食べごたえもあり、夏などの暑い時に食べたくなるラーメンです。
トッピングでは、チャーシューを増やしたり、野菜も追加したりすることもできるので、是非お好みに合わせて「元祖つけそば」を体験してみてください。